ゴールドマン、ドル強気推奨を撤回

Goldman Sachs Cools on Long-Dollar Trades as Reflation Wanes

ゴールドマン・サックスは、ドル強気の姿勢を転換した。ゴールドマンは、2017年のトップ・トレードとして、対ユーロ、ポンド、人民元でのドル・ロング(買い建て)を推奨していた。米国経済におけるリフレーション・モメンタムが鈍化しつつあることを理由として挙げた。

「ここ数年、ドル強気の見方を概ね維持してきた。ドルには、依然として強気とみる要因はある。これには、国内経済が健全な状態にあり、連邦準備理事会(FRB)も積極的な姿勢をとっている。また、政治的な安定度も、欧州や英国と比較すると高い」とした。

「しかしながら、複数のファンダメンタルズ要因に変化がみられ、ドル・ロングがもはや、『トップ・トレード』推奨にふさわしくない状態になった」とした。

ゴールドマンの分析では、トランプ政権は、ドル安を望んでおり、FRBが想定されていた以上にタカ派路線を採る可能性がないなど、ドルが目先、大きく上昇する可能性が低い。