金、一段高の可能性

Gold just surged to a five-month high—and ‘has the chance to go further’

金(ゴールド)は、4月14日までの週には比較的堅調に推移した。最近の地政学上の懸念の高まりと経済的な不透明感により、今後の価格上昇を予想する向きもある。

米軍によるシリア爆撃には、ロシア外務相が、米露関係悪化の可能性に言及するなど、政治的な不透明感が増している。北朝鮮問題、フランス大統領選など不安材料が多い。

BKアセット・マネジメントの外国為替ストラテジー担当マネージング・ディレクター、ボリス・シュロスバーグ氏は、「米債への危機回避の資金が流入し、金利が逆に下がっているなかでは、金の投資価値が上がってきている」とした。

「現在のトランプ政権への不安、軍事偏重の傾向からすると、リスク要因は高まっており、金には一段高の可能性がある」とした。

ワシントン・クロッシング・アドバイザーズのポートフォリオ・マネージャー、チャド・モーガンランダー氏は、今後半年で金が5〜10%上昇する可能性があるとみている。

「リスクは今後高まり、金融状況はタイト化に向かい、地政学上のリスクも、世界的なものだけでなく、(米)国内でも政治不安が残っており、税制改革がその一つだ」とした。