対アジア通貨でのドル強気度を低減=PIMCO

Pimco Tempers Bullish Dollar View, Cuts Asia Bond Holdings

パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、エマージング(新興)アジア諸国に対するドルの強気見通しを幾分か薄め、アジア債券への投資を縮小した。

アジア債への投資縮小は、価格が比較的高価になってきたためだという。

エマージング・アジア担当ポートフォリオ・マネジメント責任者、ルーク・スパイック氏は、「ドル・ロング/アジア通貨オーバーウェートのスタンスを依然として保っている。しかしながら、これまでのかなりのドル強気は、もはや通用しないと考えている」とした。

「利回り、通貨と株価バリュエーションの側面から、リスクの一部を回避し、手持ちのキャッシュを増やし、今後の動静を見守るべき状況にあるとみている」とした。

第1・四半期にはインドやインドネシアなどアジア債券には、ここ2年半では最大規模の資金流入があった。しかしながら、4月第1週に、価格が高過ぎるとの見方が台頭し、売り込まれていた。

さらに同氏は、トランプ大統領の提言している政策の実行性について、「すでに4月に貼っているが、何も法案として議会承認が得られていない。市場にとって大きな意味のある変革は、2008年までには実現が難しいかもしれない」とした。