米小売に「大掛かりなショート」機会到来、ヘッジは社債デリバティブで=シティ

Citi Has an Alternative ‘Big Short’ on Retail

シティグループは、「次の大掛かりなショート(売り建て)」として個別の小売銘柄を挙げている。

アナリストのアニンダヤ・バスー氏とカルビン・ビニトワタナクフ氏は、ターゲット、ギャップ、ノーズストロムやメイシーズを含む小売業の社債について、デリバティブ(金融派生商品)市場を通じてデフォルト(債務不履行)のリスク保護を検討すべきだとしている。

ヘッジファンド勢は、商業用不動産担保債に連動するCMBXデリバティブ指数を通じて下落リスクを保護しているが、シティの推奨する保険のかけ方は、異なる。モールなどの集合商業用施設の業績が悪化すれば、CMBX指数も当然下落することになる。しかし、そのきっかけとなるが、小売会社の低迷だ。

シティによれば、CMBC指数の取引に多くの金融機関が参入していることも、指数でのヘッジではなく、個別銘柄を集めた債券の有効性が高いとみている。