世界の株式、年末までに5%上昇へ=シティ

Citi sees 5% uptick for global stocks by year-end, says the next big downturn is ‘not imminent’

シティは、目先の景気低迷リスクが薄まったとし、年末までに世界の株式市場が5%上昇するとみている。

同社のエコノミストは、「経済のファンダメンタルズが改善しつつあり、バルエーションも適切で、金利も依然として低水準にあるとし、世界の株式市場が年末までに5%上昇すると見込んでいる」とした。

そのうえで、英国を除く欧州の投資推奨を「オーバーウェート」に引き上げている。

世界主要市場の上場企業の業績が健全で、1株あたり利益も上昇が見込まれる。さらに、世界の経済成長も上昇基調にあり、コモディティ(商品)価格も堅調となり、欧州では政治的なリスクが低減することも、株式市場には強気材料だという。

しかしながら、今月の予定されているフランス大統領の第1回投票は、不安要因だと認めている。「(極右候補の)ルペン氏が勝利した場合には、英国の欧州連合(EU)離脱よりも大きな問題となりえる。同氏の勝利は、欧州経済通貨統合(EMU)の空中分解につながり、世界の金融システム全体に脅威となる」とした。