米FRBのバランスシート縮小は理にかなう=ゴールドマンのチーフ・エコノミスト

Goldman Sachs chief economist says Fed’s move ‘makes sense’ ahead of likely Yellen exit

ゴールドマン・サックスのチーフ・エコノミスト、ジャン・ハチウス氏は、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)が計画しているバランスシートの縮小が理にかなったものであり、来年にも見込まれるイエレン議長(総裁に相当)の優待も、特に想定外の動きではないとの見方を示した。

同氏は、「(バランスシートの縮小は)理にかなったものだと考えている。個人的には、早急にバランスシートの縮小が求められる状況にあるとは考えていないが、今後1~2年の間には必要となってくるだろう。議長の交代前に、これに着手するのは、理にかなった動きだ」とした。

米連邦公開市場委員会(FOMC、日銀の政策決定会合に相当)の議事録によれば、FRBは、年内にバランスシート上にある4兆5000億ドルの債券保有を縮小する意向。

 「2018年序盤には、FRB議長交代の可能性が高く、バランスシートをあるべき姿に戻す作業の基本を今から構築することは、まさに理に適っている」とした。
*バランスシートの縮小とは、保有する債券を売却することを意味し、これまでの債券購入により市場に資金を提供していた形と正反対の動きとなる。すなわち、緩和政策を完全に終結させることを意味する。