ハイイールド債下落、米株下落の兆候=ファンドストラット

Strategist Lee: This recent junk bond disturbance usually means bad things for stocks

ファンドストラットのストラテジスト、トム・リー氏は、顧客向けの書簡で、高利回り(ジャンク)債の価格動向が、S&P500指数に下落の危険性を示していると指摘した。

同氏は、「最近の顧客向け書簡で、株式市場と他の金融市場との乖離が拡大していることを指摘してきた。典型的な例が長期債イールドがフラットニング化が進む一方で、プライベート・エクイティ(ぺ)ファンドが記録的な資金を集めており、トランプ・ラリーを主導した銘柄が下げているなどがある。特に、高利回り債が大きく下落しており、流動性も下がってきている」と指摘した。

「ハイイールド債と株式の乖離が激しい。言い換えると、通常は平行して動く債券と株式が、今回は全く違った方向に向いている」という。

同氏によれば、S&P500指数が4〜22%下げた過去13回の事例のうち、それ以前にジャンク債と米債との利回り格差が60ポイント以上乖離していたという。2月以降、まさに、この利回り格差いが見られる。

3月には、ハイイールド債ファンドから60億ドルの資金が流出している。