ジム・ロジャース氏、米経済を悲観視

Jim Rogers: pessimistic about America

ジム・ロジャース氏は、米国経済を悲観的に見ている。減税やインフラ整備、国内企業が海外で保有している3兆ドルにも及ぶ資産の国内還流など「素晴らしい提案」を提示しているものの、日本やメキシコ、中国などに対して貿易障害の撤廃を呼びかけるなど攻撃的な姿勢が懸念材料だという。

ロジャース氏は、「トランプ大統領は、空の約束手形を連発する政治家に過ぎない」と批判した。トランプ大統領が公言している貿易障壁撤廃の動きを現実化すれば、「投資家にとっては、壊滅的な状況になり、すべてが終わり」となるとしている。

米国での金利上昇の動きも懸念材料だという。

同氏によれば、一旦、金利が上昇し始めれば「極めて高水準」にまで駆け上がることになり、1980年代以降ではみられない利回りとなる危険性があるという。1980年代には、20%にまで上昇していた。

同氏は、現時点では未だ米債をショート(売り建て)としてはいないもんのの、いわゆるジャンク債は、すでにショートしているという。