銀に注目、金よりも大きな上昇率が期待

Hi-Ho, Silver! The Bullish Case For The White Metal

各国政府が財政赤字を抱え、地政学上のリスクが高まってきており、株式市場が過度に上昇しているとの見方もある中で、金(ゴールド)よりも銀が投資対象として注目される。

ベロシティー・トレーdーあのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、ジム・フィンク氏は、「米経済は、今後も着実に成長していく。これは、銀価格にとっては良い材料だ」とした。

金と銀は、市場が不安定な時期にはセイフヘイブンとして知られている。価格の上昇を比較すると、金よりも銀の上げ率が大きい傾向にある。

2001年6月から2011年8月までの強気相場を比較すると、金は270ドルから1889ドル、約600%上昇した。同時期の銀は、4ドルから43ドル、これは975%の上昇となる。

工業用需要も金と銀価格には、大きなウェートを占める。銀の工業用利用は、金よりも遥かに多く、コンピュータ、TV、スマートフォン、計算器、カメラ、時計、電子レンジなど利用領域も幅広い。例えば、光学電池セクターだけを見ても、2018年の需要は、2015年比で75%成長が見込まれている。