フランス大統領選、ルペン氏勝利の可能性ある=ゴールドマン

Goldman Sachs strategist: Yes, Marine Le Pen can win in France

ウォルストリートは大半が、フランス大統領選挙で極右政党、国民戦線のルペン氏が敗北すると見ているが、ゴールドマン・サックス傘下、マーケットスターツのグローバル責任者、ボビー・べダル氏は、ルペン氏勝利の可能性があると見ている。

同氏は顧客向けの書簡で、「基本的にはルペン氏が勝利することはないだろうが、絶対に勝利できないと仮定するのは不測の事態を招くことになる」とした。

4月23日の一次投票でどの候補も過半数を取れないと仮定すると、上位2候補が5月7日の決選投票に進むことになるが、同氏によれば、この決選投票でルペン氏が50%を超える得票を獲得する可能性はあるという。

ルペン氏は、欧州経済通貨統合(EMU)からの脱退を提唱している。

世論調査では、ルペン氏と独立系のマクロン前経財相が決選投票に進み、マクロン氏が60%を獲得して勝利するとなっている。

しかしながらベダル氏は、この世論調査では42%が、自らが推す候補が決選投票に進まなかった場合に決選投票では誰に票を投じるか決めていない点を不確定要素として指摘している。その上で同氏は、「政治的な適正さという気持ちは、世論調査の場において正直に回答しないように仕向けることがある。こうした『不正直な投票』がルペン氏に傾くこともあり得る」とした。