「何もするな」、米株高いが売る理由にはならない=シラー教授

Shiller: Valuations are high, but that’s no reason to sell stocks

イエール大学のロバート・シラー教授は、現在の株式市場が比較的高水準にあると見ているが、これがすなわち、投資家が売りを入れる理由にはならないとしている。

ノーベル賞を受賞している同教授は、「トランプ・ラリーの力は、まだ残っていると見ている」とした。

ハーバード大学のキャンベル教授と編み出したシラーPER(CAPE:単年度の1株あたり利益を指標とするのではなく、インフレ調整後の1株あたり利益の10年移動平均で算出する)では、1929年とドットコム・バブル時期の水準を超えている。

シラー教授は、自身のPERが高水準にあることは「短期的には、市場が高い水準にあることを示している」と解説した。

同教授は、「かなりの高水準になっていることで神経質になっている」としているが、「投資を引き上げることはない。現状維持だ。何もするなというのがアドバイスだ。売りも出さず、買いも入れるな」とした。