中国が短期政策金利を引き上げ、資金逃避と人民元安定を視野

China, following Fed, lifts short-term rates to steady yuan, battle debt

中国人民銀行(中央銀行に相当)は、短期政策金利を引き上げた。エコノミストは、資金の海外流出抑止と人民元の為替レート安定推移に向けた動きだと分析している。

これより先、米連邦準備制度理事会(FRB、中銀に相当)も利上げに踏み切っている。

ナティクシスのアジア太平洋担当エコノミスト、アリシア・グラシア・エレーロ氏は、「引き上げのタイミングが全てだ。中国は、これ以上はFRBに好きにはさせないという意思表示だ。それ以上に、世界の金融情勢に流されることはないとの意思だ」と解説している。

人民銀行は、2015年10月以来、公定歩合を変更しておらず、今回の短期金利の利上げについても、全面的な引き締め策への変更ではないと、敢えて言明している。