米株価が20%下落へ?正常な下げ調整では自然な動き

Trader Talk: Are you ready for a 2,000 point drop in the Dow?

ダウ工業株30指数が2000ポイント下落する。これは現実的かと問われれば、「正常」な下げ調整があるとすれば、極めて自然だという。

ダウは、3月1日、史上最高値の2万1155ポイントを付けており、2000ポイントの下げは、概ね10%の下げとなり、この10%の下げは、いわゆる正常な「下げ調整」だと考えられている。

さらに、3000ポイントの下げも、市場の歴史からすると、あり得ることだという。

バンバード・インベスターズの独立アドバイザー委員会の委員長を務めるダン・ワイナー氏は、過去30年を振り返ると、1年間で株価は高値から平均14.3%下げる局面があると分析、すなわち、3月1日の高値からは3019ポイントの下げもあり得ることになる。

さらに、上昇度合いの受け止めが投資家によって異なるだろうが、興味深い数字もある。3月9日は、S&P500指数の底値からの8周年となる。この期間、同指数は、約250%上昇している。これに、配当金を加えると、リターンは310%となる。

この8年を1年の平均とすると、約19%となる。

つまり配当を加えると、過去8年間で、概ね年間20%ものリターンを重ねてきたことになる。今後も年間20%のペースで株価が上昇し続けることが可能だと見るか。

ワイナー氏は、「もちろん、可能だろうが、現実となるかは疑わしい。投資家自身の期待値をコントロールする必要がある」と結んだ。