ドルと商品の逆相関関係、もはや存在しない=シティ

The correlation between USD and commodities is now gone: Citi

これまでドルとコモディティ(商品)は、逆相関関係があるとされてきた。しかし、シティ・リサーチは、この関係が崩れたと分析している。

シティは、「コモディティ価格は、ここ10年あまり、ドルと逆相関関係にあった。しかし、この関係は2016年終盤に崩れた。そして、この無関係な状態が続くとみられている」とした。

第4・四半期にはコモディティ価格が上昇、ゴールドマン・サックス商品指数は9%上昇していた。この間、ドルも、主要通貨に対して約7%上昇している。

「コモディティとドルを同時に売る、あるいは買うという戦略はなかった訳ではないが、2016年第4・四半期に顕著にみられたのは、ここ10年では始めた」としている。

原油、金(ゴールド)、銅、小麦などのソフトコモディティはドル建てで取引されている。さらに、こうしたコモディティの取引は、ニューヨーク、ロンドンとシカゴで行われいる。こうした状況は以前からと変わりはないが、ここ数年極端に見られたように、ドル上昇がコモディティ売りには単純にはつながっていないという。