米利上げ、欧州や中国からの資金流出を促す危険性

The world economy can’t handle even one US rate hike, strategist Sri-Kumar says

スリ・クマー・グローバル・ストラテジーズの社長、コマーイ・すりクマー氏は、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)が利上げに踏み切れば、世界経済に大きな影響を与えるとの見方を示した。欧州や中国などがデメリットを受ける危険性があるという。

同氏は、3月15日にも予定されている利上げが、「ユーロ圏、特に政治的に不安定な国からの資金流出が想定される。中国からの資金逃避が一段と加速することになる。米経済は、その影響を実感することになる」とした。

結果、ドルは他の通貨に対して強含むことになり、ユーロには下げ圧力が加わるという。

貿易促進の側面からは、ドル高/ユーロ安を歓迎する国も一部にはあるだろうが、「問題は、資本の流出にある」とし、欧州からの投資撤退が、他の国の市場にも悪影響を及ぼす可能性があるとしている。