世界最大の11兆円アラムコIPO、東証が意欲

Who will win the world’s biggest IPO?

史上最大と誰もがみているサウジアラビアの国営石油会社、サウジアラムコの新規株式公開が、どの市場となるのか、東京証券取引所も含め世界各国が競っている。

 

東証の上場推進部 統括課長 永田 秀俊は、東証への上場の可能性があると主張している。

「昨年、アラムコ当局者と協議の場をもった。東証に深い興味をもっていると確信している」としたうえで、10月にサウジの石油エネルギー省当局者と10月に会談したことを明らかにした。

サウジは、最大でアラムコ下部の5%のIPOを目指しており、同国内と最低でも国際的な海外株式市場1カ所への上場を模索している。

IPO額は、1000億ドル(約11兆4000億円!)に達すると見込まれている。

ほかに、香港、芯がオール、ニューヨーク、トロントとロンドンが上場候補市場として挙げられている。

シンガポールを拠点とする投資運用期間、レオン・ヒル・キャピタルの最高経営責任者兼最高投資責任者のアールン・カント氏は、自社が開発した人工知能システムでは、アラムコがニューヨークを上場先として選択する確率は44%、次いでロンドンの30%、トロントが10%、香港が5%だとしている。

同氏は、「われわれのモデルがニューヨークを最優先したのは、市場の流動性に加え、トランプ大統領を満足させることを要因としており、米国市場最大のIPOとなると予想している」とした。

同氏によれば、東京が選択肢として外れる可能性が高いのは、円の動向が不透明なためだとしている。

サウジ国王は、3月12日に訪日予定で、アラムコ関係者が、国王訪問に随行すると予想されている。

永田氏は、「グローバルな取引所(である東証)への上場のメリットを示したい。多くの個人投資家へのアクセスがあり、日本郵政の上場でも大規模な資金調達が可能であることが、経験として示されている」と述べた。