中国の債券自由化、資本の海外流出防止に役立つ=ゴールドマン

Goldman Sachs: This reform would stem much of China’s net outflows

資本の海外流出に悩む中国だが、ゴールドマン・サックスは、国内債券市場の改革を進めることで、流出が緩和される可能性があると指摘している。

流出量は、たとえば、同国の外貨準備を一例にとれば明らかだ。1月には123億ドル減少し、ほぼ6年ぶりに3兆ドルを下回っている。一部報道では、12月には410億ドルも資金が逃避している。

2016年通年では、3200億ドル減少、前年は5130億ドル減少。

中国の債券市場の規模は、世界で第3位、残高資産ベースでは1兆7000億ドルもある。しかしながら、同国の債券は、世界の債券指数には含まれていない。これは、同国が、資本統制を敷いており、自由な取引が制限されているため。

ゴールドマンは、「中国が、自然な形での資本流入を招く一つの方法は、国内の債券市場を自由化することだ。こうすることで、世界の債券指数に同国の債券が導入されることになる。その結果、世界のベンチマーク債券ファンドは、資金を中国に傾けることになる」としている。