銅価格、今後5年は上昇へ=シティ・リサーチ

China will help drive 33% increase in global copper prices by 2020: Citi

シティ・リサーチは、供給への懸念と中国からの需要が伸びるとの市場の期待もあり、今後の銅価格は上昇するとみている。

世界の2大鉱山での生産障害、BHPビリトンが運営するチリのエスコンディーダ鉱山での労務スト、フリーポートマクモラン傘下、インドネシアのグラスバーグ鉱山からの輸出許可証の問題などがあり、銅価格は、足元で上昇している。

ロンドン金属取引所(LME)の銅3カ月先物価格は、21カ月ぶりの高値水準で推移している。

シティ・リサーチは、中国からの需要回復もあり、2017年には銅市場が供給不足に陥るという。これは、過去6年で初めて。

「今後5年、供給は需要を大きく下回ることになる。世界経済は、ここ数年のスタグフレーションから脱却するとともに、銅価格の見通しも改善している。これまでの予想を上回る中国の需要、在庫不足、コスト・デフレの終焉、そしてトランプ大統領誕生による景気モメンタムなどがあり、銅価格は上向きだ」と分析している。