シティ、Q2以降の原油価格の上昇を予想も不安要因もありと指摘

Bullish Citi analysts call for crude oil to hit $70 by year end but elsewhere skepticism grows

シティは、今後は需給がバランス均衡化に向けての動きが加速するとし、今年年末には原油価格がバレルあたり70ドルにまで上昇すると予想していいる。

足元では、シティは、今四半期には5ドル上昇の55ドル、第2・四半期には2ドル上昇の56ドルを見込んでいる。

シティは、大幅な上昇には数カ月必要だとしている。

「需給関係がよりタイト化したデータが示されるまでは、現行の55-58ドルの水準から上放れする可能性は少ない」としている。

石油輸出国機構(OPEC)の生産削減合意の順守率、加えてアジア各国の定期点検が予想される第2・四半期がカギだという。

一方で、S&Pグローバル・プラッツのグローバル・エネルギー責任者、デビット・ナーンスバーガー氏は、実際の原油受け渡しに注視が必要だとしている。

同氏は、「イランだけでなく、米国からの供給の可能性がある。第2・四半期にはそうした新規供給がもたらされる可能性があり、価格が軟化することもありえる」としている。

さらにシティは、2017年以降には、米国からのシェール・オイルが拡大する可能性もあるとしている。