米株式に一服感、金に再び注目

Investors Shift Back into Gold as Trump’s Honeymoon Period Ends

トランプ大統領が就任してから2週間ほど経過、小型株で構成されるラッセル2000指数も含め、米株式市場には一服感がでている。大統領令を連発し、これまでの政策からの転換が顕著にみられる一方で、選挙中の公約実現に赤信号がともっている部分もある。

共和党関係者との会合を重ねるたびに、税制改革の困難性が浮き彫りになってきており、就任後200日でも達成が難しいとみられている。

また、巨大なインフラ投資にも共和党サイドから、詳細まで詰める前に確約することの危険性を指摘する声も上がっている。

逆に、ドル高に一服感が出たことと、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)がよりハト派路線をたどると見られていることを材料に、金(ゴールド)は、再び120ドル台を回復している。

ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によれば、2016年の世界の投資向けの金需要がぜ年比で70%増加した。また、金上場投資信託(ETF)は、史上2番目となる好調となった。

株式相場の一服感が支配的となるなかで、金投資が見直されて来ている。