トランプ相場は「最後の一押し」、その後は大きな下げも=BOAM

Does Trump rally face ‘one last meltup’ after Dow 20,000?

バンク・オブ・アメリカ・メルリリンチ(BOAM)のアナリストチームは、2016年2月に始まり、11月の大統領選、そして今年に入ってからの上昇が「最後の一推し」で、その後は大きく下げる可能性があると見ている。

同チームは、父親の警告を無視して太陽に近づきすぎたギリシャ神話の「イカロス」になぞらえて、「イカロス・トレード」に注意すべきと警告した。

この警告の中で、業績や利益、政策などから「リスク資産が最後の一押し」につながる可能性が高いとした上で、すなわち、S&P500指数が2500ポイント、原油が70ドル、ドル指数が110にまで上昇することは、「現実的だ。しかしながら、最終的には、これは持続可能な目標とはならない」とした。

S&P500指数は、一時2300を突破、ダウ工業株30種指数も2万ポイントを超えている。

BOAMは、投資家が米、欧州連合(EU)と日本の銀行株を「戦略的にイカロス・ロング(買い持ち)」とし、欧州、オーストラリアと極東の小型株、中国、原油と金(ゴールド)をショーロ(売り)とすることで利益が望めるとした。

しかしながら、年後半に向けて各国中央銀行が「量的引き締め」に傾くことで、特に、保護貿易主義が購買力に悪影響を与えることが想定されるために、金融市場には「リスク・ネガティブ」な状況に陥るとした。