すでに72%上昇のゴールドマン株、追加15%高の期待

Up 72%, Goldman Sachs Still Has Legs

バロンズ誌は、昨年夏にゴールドマン・サックス株の買い推奨を出した際には142ドル前後だった。その後、トランプ・ラリーを経て同株価は72%上昇、246ドル前後と5年来の高値となっている。

シティグループはすでに、ゴールドマン株に売り推奨を出している。しかし、年内にここからさらに15%の上昇余地があると見られている。

ゴールドマンは、ここ10年、業績見通しの10倍前後の株価水準で取引されてきた。現在は、13倍の水準にある。これは、目を引く水準ではあるが、特に異常だというものでもない。

シティグループのキース・ホロウッツ氏は、現在のゴールドマン株価が複数の要因を取り込み過ぎているとし、バリュエーションを正当化するためには、市場の事前予想である324億ドルの収益だけでなく、これに40億ドルを追加で稼ぎ出す必要があると指摘している。

UBSのブレナン・ホーケン氏は、異なる見方をもっている。

ライバル行は、トレーディング部門を縮小しているなかで、ゴールドマンは、同部門を維持している。この経営判断は例えば、150億ドル規模の債券市場でのシェア獲得に役立つだけでなく、コモディティ(商品)取引でも優位に立つことが可能だという。

同氏は、今年のゴールドマンの1株当たり利益が20.80ドル、来年が24.40ドルとなり、市場予想を上回ると見ている。

これは、2014年に17ドルだったことからすると、かなりの成長となる。