米小売銘柄の株価低調、今の上昇相場のもろさを示唆=ストラテジスト

Beaten-down retail stocks are the ‘canary in the coal mine’: Strategist

メーシーズやコールズといった小売銘柄は、クリスマス・シーズンの売り上げが低調で株価も芳しくない。こうした小売セクターの動きが今後の市場の混乱を示唆しているとの見方がある

シャンティコ・グローバルの最高経営責任者(CEO)、ジーナ・サンチェス氏は、「小売銘柄は、現在の相場環境にあって、(毒ガスの漏えいの危険性を知らせる)炭鉱のカナリアのような存在だ」と指摘した

同氏によれば、一部の小売大手は、クリスマス商戦の売り上げが不調だっただけでなく、継続的な過剰店舗を抱えているとの見方もあり、こうした銘柄を支えているのは、トランプ次期大統領の施策によって、賃金が拡大し消費増につながることだという。

そのうえで同氏は、リテール株の「不調は、現在の上昇局面の背後にある強さ自体に、慎重な見方が出て来ても仕方がない。つまり、現在の上昇には、脆さがある」と述べた。

コールズ株は、5日の取引で19%下落、同銘柄としては1日の取引で最も下げた。逆に、オンライン小売のアマゾン・ドットコムは、同じ日に3%上昇している。