原油価格、前半は減産の勢い維持も後半は・・・

Oil won’t repeat its spectacular year in 2017: Analyst

オイル・プライス・インフォメーション・サービスのアナリスト、トム・クローツァ氏は、原油価格が堅調に推移するものの、昨年ほどの勢いを保つことは難しいとみている。

2016年の原油価格は、2009年以来の伸びを記録、プラス45%となった。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟生産国が減産で合意したことで、まだ、上昇の勢いを維持する可能性が高い。

同氏は、この合意が同時に、石油価格の課題ともなり得るとしている。

同氏は、「2017年には、需要が供給を上回る場面があるとみている。しかしながら、その状態は長続きはしないともみている」とした。

同氏が予想する今後の原油価格の高値は、2015年5月の62.83ドルで、ここを超えて上昇していくことは考え難いと言う。これでも、まだ、23%程度の上値が期待できることになる。

同氏は今後の課題について、「生産枠や合意の遵守が課題となる。現在は守られている減産合意の効果も、下半期にはその効果が薄れてくるだろう」とした。