中国、より柔軟な金融政策が必要=人民銀行政策委員

http://www.cnbc.com/2017/01/01/china-central-bank-adviser-calls-for-flexible-2017-growth-target.html

北京大学中国経済研究センターの経済学教授で人民銀行(中央銀行に相当)金融政策委員の黄益平氏は、改革に向けて行動の余地を与える為にお、経済成長には柔軟な目標設定が必要だとの見方を示した。

第3・四半期の国内総生産(GDP)成長率は6.7%、政府の通年の成長目標は6.5〜7%に設定されている。

一方で、債権や債務が膨れ上がっており、不動産バブルへの懸念もあり、痛みを伴う改革を実行し、過剰な生産設備を削減、さらには債務を大きく削るには、2017年には裕度のある成長目標とすべきとの議論が湧いている。

国営新華社が黄益平氏の発言として伝えたところによれば、今年のGDP成長目標を6.5〜7%ではなく、6〜7%とすべきだとしている。

「6.5%目標は、平均に過ぎない。雇用が安定している限り、成長目標を大きな枠組みで設定することで、短期的には成長ありきの戦略や施策ではなく、改革に注力することが出来る」と述べた。

足元の経済政策については、「大幅な緩和の可能性は極めて低い。引き締めの可能性は否定できない」とした。