金は4年連続の下げ相場へ、一段安も

Gold is at risk of doing something it hasn’t since the early 1990s

金(ゴールド)は、11月の大統領選ごに11%下げており、一番の下げを予想する向きもいる。

7月初旬には1375ドルまで上昇したが、今週は1124ドルまで下落、今年は約64ドル上昇したが、12月までに全てを吐き出した形だ。

このまま金が年初を下回り陰線引けとなれば、4年連続での下げとなる。前回、4年連続で下げ相場を経験したのは1988年から1992年。

こうした過去の例も踏まえ、オッペンハイマーのテクニカル分析責任者、アリ・ワルド氏は、「金を押し上げている材料は、ドル高が大きい。環境の変化により投資家がよりリスクを取るようになってきているため、金のセイフヘイブンの必要性が薄れていることで、売り先行となっている。そして、この傾向は続くと見ている」とした。

金の長期チャートを見ると、1999年の250ドルから300ドルまで上昇したが、「その後は、底値固めに2年ほど要し、本格的な上昇はその後になった。現在の相場環境は、当時とかなり似通っていると分析している。直近の安値は1045ドルで、ここが重要なレベルとなる」としている。