中国の金購入が拡大

Chinese Buyers Find Bargains in Gold

トランプ次期大統領が決定して以降の株式上昇相場とは逆に、金(ゴールド)投資家は、金からの逃げ足を早めており、価格は9カ月ぶりの低水準に沈んでいる。

こうした中で、中国の一般投資家は、これを絶好の機会として捉え、逆に買いを入れている。

香港の金小売業者に寄れば、中国人の金購入が活発化している。

一部には、12月の結婚式シーズンの需要だと見られており、中国の旧正月前の需要もあるとされている。

中国は、世界最大の金購入国で、世界需要の約30%を占めている。

香港の大手小売業者、Wo Shing Goldsmithのマネージャー、アレックス・チェン氏は、「金の販売量は、ここ1カ月で20〜25%増加している。価格が下がっていることで、需要が喚起されている側面もある」としている。

また、香港を拠点とする取引業者、ファインメタル・アジアの最高経営責任者(CEO)、Padraig Seif氏は、「需要の多くは投資家だ。米ドルが上昇する中で不透明感が増していることからの懸念を背景としたものか、あるいは、絶好の買いの機会だと考えているからだろう」と最近の金買い意欲を分析している。