来年のS&P500、最良で2700まで上昇も最悪では1600に下げも=BOAM

BofA’s S&P forecast for 2017: Between 2,700 and 1,600

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BOAM)の株式ストラテジスト、サビータ・スブラマニアン氏は、トランプ次期大統領が掲げた政策を実行した場合には、2017年の株式市場が大きく上昇する可能性があるとしている。

この最良のシナリオでは、株価が20%以上も上昇することが期待されている。しかしながら、別のシナリオも存在し、それは、トランプ氏の政策実行能力次第で、結末が変化する可能性がある。

同氏は、「強気のシナリオでは、(S&P500指数が)2700まで上司王する可能性を見ている」とした。

「景気刺激策が提示され、減税も実行され、そして段階的な利上げもある。健康的なインフレが起こり、全てが適正に実現していく」とした。

しかしながら逆のパターンもあり得る。

トランプ氏が掲げる政策実行には時間が必要で、政策サイドで実現が難しくなる、あるいは、政治的な側面からマイナス方向での反発が寄せられた場合には、悪い方向での反応が起こる可能性があり、すなわち、リセッション(景気後退)も起こり得るという。

「このシナリオでは、1600までの下げもある」とした。

さらに、「全てがマイナス方向に向かい、プラス要因も歌唱評価されることになる。すなわち、基本的には貿易戦争であり、ほぼ貿易主義だ。この場合には、健康的なインフレではなく、不健全なスタグフレーションが発生し、金利も短い時間で大きく上昇する、あるいは、全く金利が上がらないことになる」とした。