現在の相場環境、8年続いた強気市場が始まった1991年と酷似=専門家

Strategist Lee says 2016 is like 1991, when investors doubted a market that went on to quadruple

ファンドスターツのトム・リー氏は、現在の相場状況が大規模な長期強気相場が始まる直前の1991年に酷似しているとし、改めて株式強気の見方を示した。

同氏は、「1991年から8年続いた強気相場を思い出してみると、株式ローテーションが必要だ」とした。

「1991年年末には、評論家や投資家は、株式を懐疑的に見ていた。これは、株価収益率が高く、それまで11回に及ぶ利下げの効果が薄く、新規株式公開(IPO)の悪影響や、それまで10年間続いたスタグフレーションなどがあったためだろう。しかし、その状況は、今日と似ているとは思えないか」とした。

1991年からの8年かtんの強気相場では222%、2009年から2016年までの強気相場では231%上昇している。

リー氏の分析によれば、1980年代から1991年にかけての上昇相場を主導したのは、株価収益倍率が10倍から27倍にまで拡大したことが大きいとした上で、これが現在の相場では11倍から19倍に増えていることと似通っているという。