中国から再び大量の資金流出=バークレイズ

BARCLAYS: China capital outflows at ‘near-record’ levels

バークレイズは、再び中国から資金流出の波が始まったと見ている。

ドル高と人民元安の両方の効果から、バークレイズは、第3・四半期には「史上最高に近い」2070億ドルの資金が流出したと推測している。

アナリスト、Jian Chang 氏とYingke Zhou氏は、「米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)の利上げ見通しがより高まり、トランプ次期大統領のもとで財政と工業政策がドルを後押ししていることで、中国からは資産が流出する報告で力が働いていると見ている」とした。

「銀行の国境を超えた支払いや受領、外為売買などの他の指標を精査しても、中国から資本が流出していることが示されている」とした。

第3・四半期の資本流出は、2015年の人民元ショック以降と比較するとさほど大きく花井が、現時点の同国が保有する外貨準備は昨年からは大きく減少している。

これまで人民元の為替レート維持には、保有するドルを売却して来たが、その外貨準備自体が低下している。両アナリストは、同国の外準が「2015年8月以降、5300億ドル現象し、今年10月には3兆1200億ドルにまで低下した。これは、2011年以来の低水準だ」としている。

こうした現状にあって、中国政府は、規制を強めるしか手立てがない。