17年の世界経済成長は3.4%、政治情勢次第で特に欧州に悪影響も=モルガン・スタンレー

Europe could be on the brink of a ‘political triple jump’, Morgan Stanley warns

モルガン・スタンレーは、2017年には世界経済の成長率が3.4%にまで拡大する見通しだが、政治的なリスクにより、この成長が阻害される危険性があると警告した。

米国の次期政権、英国の欧州連合(EU)離脱に向けた協議の本格化、さらに複数の欧州諸国での総選挙が不透明要因で、世界経済に悪影響が生じる可能性があるという。

世界経済担当の共同責任者、エルガ・バーシュ氏は、「イタリアの(憲法改正に向けた)国民投票、フランスの大統領選、さらにドイツの総選挙など、欧州では3つの大きな政治要因が存在する」と指摘。

 「(イタリアの)レンチ首相は、国民投票では敗北となる可能性が高いが、これが、早期の総選挙につながるとはみていない」としている。

モルガン・スタンレーは、欧州の来年の経済成長率を1.4%としているが、政治情勢次第で変動するとしている。さらに、重要な選挙も複数控えていることで、投資家は注視が必要だとしている。