ドラッケンミラー氏、株売り・金買いを推奨

Stan Druckenmiller: Bull Market Is Exhausted; Move To Gold

スタン・ドラッケンミラー氏は、自身が、金(ゴールド)強気派で逆に株式は弱気だとしたうえで、金には「運用資金のうち、最も多くを振り向けている」とした。

ドゥーケンス・キャピタル・マネジメントを設立した同氏は、投資家向けのカンファレンスで、手元に保有している株式を売却するように推奨氏、「(株式)強気相場は、力を失っている」とした。

その理由の一つとして、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)のこれまでの緩和政策が企業各社の「無謀な」投資活動に走らせることにつながったために、株式売りを推奨している。ドラッケンミラー氏は、そもそも、効率を上げるなど生産そのものにつながる研究開発(R&D)への投資をおそろかにし、金融エンジニアリングへの依存度を高めていることが危惧されるとしている。

同氏によれば、非金融業による自社株買い戻しや吸収・合併(M&A)に費やした額は、2012年の1兆2500億ドルから、2015年には2兆ドルに増加している。一方、R&Dや事務所関連の費用は、1兆5500億ドルから1兆8000億ドルの伸びにとどまっている。